【ガセネタ】桑田佳祐は今も生きてる！死亡説・追悼説が生まれた背景を徹底調査！

Pocket

投稿日：2024年2月16日 | 最終更新日：2024年2月16日

歌手の桑田佳祐さんは、「死亡している」「追悼された」などの不穏な噂がネット上で発生しています。

今回は、どうしてそのような噂が発生してしまったのかについて徹底調査していきます！

Contents

1 桑田佳祐は2024年現在も存命で精力的に活動中！
2 桑田佳祐の死亡説が生まれた背景
3 桑田佳祐の現在の活動と今後の展望
- 3.1 現在の活動
4 世間の声

桑田佳祐は2024年現在も存命で精力的に活動中！

　　　　　　　　　画像出所元：X

結論から言えば、もちろん桑田さんは現在もご存命で、レギュラー番組である『桑田佳祐のやさしい夜遊び』（TOKYO FM）にも毎週出演されています。

サザンオールスターズのHPや所属事務所のアミューズからも「桑田さんが亡くなった」という公式発表が出されているわけでは決してありません。

桑田佳祐の死亡説が生まれた背景

桑田さんは現在も存命中にもかかわらず、どうして死亡説が生まれてしまったのでしょうか。

調べてみたところ、「これが理由かな？」と考えられる情報がいくつか出てきましたので、紹介していきます。

① TVで追悼番組が放送された

　　　　　　　画像出所元：X

1つ目の理由は、地上波で桑田さんの追悼番組が放送されたことです。

2009年4月20日深夜放送の『桑田佳祐の音楽寅さん』（フジテレビ系）は8年ぶりの番組復活ということもあり、大きな注目を集めていました。

その番組の冒頭で、いきなり佐々木恭子アナウンサーが「きょう未明、歌手の桑田佳祐さんが、お亡くなりになりました」と切り出して視聴者の度肝を抜きました。佐々木アナが黒いスーツ姿であること、しかも後ろには、黒いリボンを付けた桑田さんの白黒写真が大きく飾られている演出であったため、完全に追悼番組の雰囲気をなしていました。

悲しげな音楽が流れる中、コンサートの映像などが紹介され、佐々木アナは、「享年53歳。音楽を心から愛した男はこの世を去った」と言葉を継ぎました。

生前最も親しかったと紹介されたユースケ・サンタマリアさんや岸谷五朗さんたちが黒ネクタイ姿で出演し、「信じられない」と首を振ったり、目頭を押さえたりといった時間が流れていった直後、左後ろから着ぐるみのトラに扮した桑田さんが手を振って現れて、この追悼番組がドッキリであることが明かされたのです。

追悼番組が作られた理由

　　　　　　　画像出所元：X

このような追悼番組がなぜ作られたのかをさらに調べていくと、以下のような理由が考えられそうでした。

エイプリルフールのドッキリ企画としてこの番組が放送された（※放送されたのは2009年4月20日）
フジテレビでは過去にも「とんねるず・木梨憲武さんが盲腸で倒れて死亡した」というバラエティ番組を制作しており、この番組を参考にして作った

見る人が見たら、すぐにドッキリとわかるくらい、番組にはいろいろと突っ込みどころがあったようですが、それでも何も知らない人がぼーっと番組を見ていたら確かにびっくりしてしまいそうです（笑）

追悼番組が放送された当時の反応

この番組に関しては、ネット上でも賛否両論であったようで、一部のファンはこの追悼番組はネタであるとすぐに気づいて純粋に楽しめたようなのですが、本当に桑田さんは生きているのかと半信半疑になった人たちもいたようです。

特に2ちゃんねるでは、番組開始直後に「サザンオールスターズの桑田佳祐氏死亡」といったスレッドが立てられたほど、真偽を確かめようとする声が相次いでいたようでした。

② 食道がんを発症していた

2つ目の理由は、桑田さんが食道がんを発症していた過去があったためです。

2010年7月29日付の『日刊スポーツ』によれば、前日の28日に桑田さんの所属事務所・アミューズから食道がんであることが発表され、7月に受けた精密検査でがん細胞が発見されたことが明かされていました。

桑田さんは以前より年に1回の健康診断を誕生日のある2月あたりで受けていたそうなのですが、この年は検診を早め7月に受診して、そこで食道がんと診断されたようでした。

これにより、10月に予定されていたソロアルバム発売は延期され、10月から12月まで予定されていたしていたツアーはキャンセルする事態になりました。

がんは早期発見だった

精密検査の結果は、転移はなく初期段階の「ステージ１」というものでした。

実は、桑田さんは父・久司さん（享年77歳）をがん性腹膜炎で、姉・岩本えり子さん（享年56）を膵臓（すいぞう）がんでそれぞれ亡くしています。がんで亡くなる家系であるため、自身もがんにかかっていると知らされたときは最悪の想定もしていたのではないかと思います。そのため、初期段階で見つけることができたとわかった時は大変安心したのではないでしょうか。

医師からは「早期治療で回復します。手術しても声帯に影響がある可能性は低い」と診断されたため、桑田さんは手術することを承諾し、この年の8月上旬にポリープを取り除く手術を受けています。

術後の経過も良好であったようで、この年の10月にはアルバムのレコーディングを再開し、12月には紅白歌合戦に特別枠として出演して音楽活動を本格的に再開しています。

現在の健康状態

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　画像出所元：X

桑田さんの現在の健康状態について調べてみると、2020年7月2日に自身の冠番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』（TOKYO　FM）内で手術を受けた後の健康状態について明かされていました。

桑田さんは10年前に食道がんの手術をしたことを冒頭で話し始め、「先日、その経過検査を受けて無事にOKでした。これは主治医の先生を始め看護師さんの方々、スタッフ、そしてうちの家族、いつも応援していただいているファンの皆さんののおかげです」と感謝の言葉をつづっていました。

どうやら現在は健康状態に問題はなく、がんが再発しているということもないようでした。

再発する可能性

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　画像出所元：スポニチアネックス

食道がんが再発する可能性については、68歳にして現在も精力的に活動している桑田さんをみていると、そこまで高くはないのではないかと考えられます。

食道がんの原因としては、たばことお酒がよくあげられるのですが、桑田さんはもう20年以上禁煙をしており、お酒も人並み程度に飲む量をセーブしているようなので、そこまで心配はなさそうですね。

こまめな検診のおかげで前回の食道がんは早期発見することが出来たので、今後も定期的に健診を受けていつまでも無事な姿を見せてほしいですね～

③ 実の姉・岩本えり子さんの逝去

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　画像出所元：X

3つ目に、桑田さんの実の姉である岩本えり子さんががんで亡くなられたことがあげられます。

前述のとおり、岩本えりこさんは2008年に膵臓がんのために56歳の若さで亡くなっています。桑田さんも同じようにがんにかかってしまったことがニュースで報道されたために、どこかで「桑田さんががんで亡くなった」という噂が誤って広がってしまった可能性もあるのではないかと思われます。

④ 他の芸能人を追悼したニュースが誤って広がった

　　　　　　　　画像出所元：X

4つ目に、桑田さんが交流のあった芸能人の追悼をしたニュースがおかしな方向に切り取られてしまった可能性が考えられます。

桑田さんは、2024年現在68歳です。親交を深めてきた方も年齢を重ねてきて、近年では続々と鬼籍に入られた方も出てきており、桑田さんは自身の主催するライブやレギュラー番組でその人たちへの追悼の意を示しています。

これら4つの背景から、「桑田さんの追悼があったのか」と勘違いした人が出てきて、間違った情報が広まってしまったというのがネット上で桑田さんの死亡説がささやかれている真相であるようでした。

桑田佳祐の現在の活動と今後の展望

　　　　　画像出所元：X

そんな桑田さんは現在どのような活動を行っていて、今後の活動に対する展望はどのようなものなのでしょうか。最後にこれらについても調査してみました。

現在の活動

調べてみたところ、近年はソロとしての活動とサザンオールスターズとしての活動を精力的に行っていることがわかりました！

ソロ活動

ソロとしては、2022年11月にはソロ活動35周年目を記念して2枚組ベストアルバム『いつも何処かで』を発売し、リリースされるやいなや各音楽ランキングでデイリー1位を席巻し、桑田さんの音楽の根強い人気を印象付けました。

同月には、ソロ活動35年の「感謝の“5倍返し”!!」と2022年11月より5大ドームを含む全国ツアーを決行しています。

　　　　　　　　　　　　　画像出所元：X

サザンとしての活動

一方、サザンオールスターズとしては、2023年にデビュー45周年を迎えました。

この年の9月には2013年以来10年ぶり、3度目の開催となった故郷・茅ヶ崎での凱旋ライブが開催され、4日間で会場＋ライブビューイングで約27万人を動員することに成功しました。

　　　　　　　　　　　　　　画像出所元：X

今後の展望

　　　　　　　　　画像出所元：ヤフーニュース

桑田さんは今後の活動にどのような展望を抱いているのかを調べてみたところ、2023年9月に配信された『ヤフーニュース』のインタビュー記事で、桑田さんが「今後のサザンが目指す姿」を話していました。

桑田さんはこの年に亡くなった坂本龍一さんのことを引き合いに出して、「坂本龍一さんは音楽家として“世界のSAKAMOTO”になったけど、サザンは、自虐じゃないけど、ローカルな“音楽屋”が似合っています」「ドメスティックで、ガラパゴスなりの良さを我々なりに大切にしておきたい。“世界”ではなく“世間の娯楽チック”でいたい」という思いが明かされていました。

さらに「大きな夢や希望なんて今さら大して無いけれど、音楽やステージの上で張りたい見栄はまだまだある。だからもう、ファンの皆さんに望まれることは出来る限り何でもやりたい」とこれからも精力的にステージで歌い続けること、ファンの人の願いをどんどん叶えていきたいと誓っていました。

今後も、精力的にライブをやり続けて元気な姿を見せてくれると嬉しいですね！