2021年に結成20周年を迎える、ロックバンド・オレンジレンジ。
オレンジレンジは2001年にボーカル担当のYAMATO・HIROKI・RYO、ギター担当のNAOTO、ベース担当のYOH、ドラム担当のKATCHANの6人で結成されます。
彼らの繰り出すアッパーチューンは2000年代前半のJ-POPをすさまじい勢いで席捲していき、2004年シングル「ミチシルベ」から2006年の「チャンピオーネ」まで、9作連続でシングルの売り上げ首位を獲得しました。
2ndアルバム「MusiQ」は264万枚の大ヒットを記録し、これは2000年代結成のバンドでは最高売上げとなっています。
瞬く間に一世を風靡して時代の寵児となったオレンジレンジですが、いつしか地上波の音楽番組で姿を見かけなくなってしまいます。
彼らは2020年現在どうしているのでしょうか。「現在の活動が悲惨である」はたまた「解散した」という噂もあるようなので、その噂の真偽について確かめていきます!
あわせて、メンバーのプライベート含む現在の様子を調査していくことにします!
Contents
2020年現在は全国ツアー開催中!新アルバムもリリース決定!
画像出典元:ORANGE RANGE OFFICIAL WEBSITE
オレンジレンジは、2019年11月~12月まで全12公演のホールツアーを行ってその勢いのままに、
・2020年2月22日からは全国50カ所をめぐるライブハウスツアー「ORANGE RANGE LIVE TOUR 020~NAKED×REFINISHED -3 mics and back sounds~」開催
・会場限定でアルバム『NAKED×REFINISHED -3 mics and back sounds-』リリース
を発表しています。
6月7日現在は緊急事態宣言の延長を受けてツアーが途中から開催延期となっていますが、今でも精力的に活動していることが確認されましたね。
ちなみに、掲載しているYoutube動画はオレンジレンジの公式チャンネルにアップされていたもので、2019年に開催されたホールツアーのドキュメンタリー映像となっています。現在の彼らの素顔や舞台裏を見ることができます。
現在も活動継続中であることは確認できましたが、それではどうして「現在の活動が悲惨/ひどい」や「解散した」と噂が出てしまったのでしょうか?
「現在の活動が悲惨」「解散した」と噂された理由は?
画像出典元:BARKS
噂が出てしまった理由ですが、調査を進めた結果、
・メジャーレーベルからの独立を契約解除と思われた
・全盛期と比較すると売り上げや活動が小規模化したように見受けられる
・「盗作疑惑問題」により消えたと思われた
などが背景としては考えられます!
それぞれ見ていくことにします。
噂の出た背景①メジャーレーベルからの独立を契約解除と思われた
画像出典元:【見逃し】約束のネバーランドが見られる無料動画サイト
オレンジレンジは2010年に所属していたソニー系列のレコード会社「gr8! records」を離れています。
その後に彼らはバンド誕生の地である沖縄に戻ってから自主レーベル「SUPER((ECHO))LABEL」を設立します。
つまり契約解除されたわけではなく、自分たちの意思で独立したことになります。どうして大手レーベルを離れてインディーズで活動する道を選んだのでしょうか?
インディーズに戻った理由①自分たちのアイデアをスピーディーに実行できる
画像出典元:アノ人の現在
インディーズに戻った理由の一つとしては、メジャーレーベルには利害関係者が多く、自分たちのアイデアをストレートに反映することが難しいもどかしさがあったからと考えられます。
メンバーのNAOTOさんは2017年のインタビューで以下のように語っています。
「今はソニーも配信やYouTubeをやってますけど、当時はそれができない不自由さもあって。せっかく音楽性が広いんだから、もっと幅広くいろんなことをやったほうがいいんじゃないか?と思ったんです。」
「気持ち的には“今だからこそ、自分たちを窮地に追い込んでみたい”みたいなところはありました。窮地に追い込まれたら火事場のクソ力みたいなものが出せるんじゃないか?って気持ちもあったんですけど。」
引用元:音楽主義
独立を果たした後のオレンジレンジは自主レーベルならではの軽快さを発揮して、次々とユニークな活動を繰り広げていきます。
2010年には配信&レンタル限定のシングルを2枚リリースして、完全無料の招待制プレミアムライブを開催します。また、翌年2011年にはiPad対応の公式アプリショップ「ORANGE STORE」をオープンするなど、アイデアを次々と実現に移していきます。
インディーズに戻った理由②大手レーベルにいるよりも金銭的なメリットがあった
画像出典元:わらしべ瓦版
もう一つの理由としては、自主レーベルを立ち上げてインディーズで活動していた方がアーティストに入る印税額が大きくなる可能性があるということが考えられます。
お金の話が絡むのは寂しい感じもしますけど、やりたい音楽を続けていくためにも必要なことですからね~。
実は、インディーズレーベルの場合は、メジャーレーベルのように宣伝費用をかけていないことや流通にかけるコストが違うからアーティスト印税は全体の数十%にもなると言われています。
例えば、代表的なインディーズバンド・ゴールデンボンバーのボーカルである鬼龍院翔さんは「女々しくての印税は1億ぐらいだった」と言っているそうです。
(参考)大手レコード会社に所属している場合の売り上げの分配率
画像出典元:Live ConG
メジャーとインディーズのどちらにせよ、世の中に認知されて「売れる」のは大変なことですが、上の図から分かる通り大手レコード会社に所属するアーティストの手元にはCD売り上げの数%しか入らないため、単純に金額面だけで考えるとメジャーレーベルで売れるということは、インディーズの数十倍売れなければいけないという計算になります。
独立から一転してビクターと業務提携
画像出典元:ビクターエンターテインメント
独立して活動を精力的に行っていたオレンジレンジですが、2012年に彼らの自主レーベル「SUPER((ECHO))LABEL」がビクターエンターテインメントと業務提携することが発表されます。
自主レーベルを立ち上げてインディーズで活動するというのは自分たちのアイデアを活動に反映させることができたり、印税額を増やせる可能性もありますが、その一方で全てを自分たちが負担してプロジェクトを進めていかないといけない側面があります。
メンバーも独立していたときに具体的に大変だったこととして、プロモーションを外注で雇ったり、MVを作るのに手間暇がかかることなどをあげており、
「自分たちでやれるワクワクもあったけどひとつひとつの責任の重さもハンパじゃなかった」
ということを語っています。
ただ、そんなインディーズ時代の活動は無駄ではなかったとメンバーはインタビューで答えています。
HIROKI:でも、自主レーベルを経験したことで、今何をやってるかをちゃんと理解したうえで進められてるというのが大きくて。会議の時間も多いし、何かを決めるときも人任せでなくやれているのは、あのときの経験値があるからですね。あと、メジャーだけど細々とやってるから、インディーズ感もあるし(笑)。
(中略)
インタビュアー:でも、ここからどんな状況になっても続けられるたくましさもつきましたね。
HIROKI:そうですね。状況に左右されるような、フラついた感じはないです。
NAOTO:どのジャンルにもハマってないから、何しても良い自由さもあるし。今やるべきことを迷わずやってる感じで、これからもうまくやっていけそうですね。 引用元:音楽主義
メジャー・インディーズで音楽活動をしてきてそれぞれのメリット・デメリットを感じた現在は、良いバランスで音楽活動に打ち込めているようですね!
噂の出た背景②全盛期と比較すると売り上げや活動が小規模化したように見える
画像出典元:ロッキンオン
冒頭で触れたとおり、2000年代前半にオレンジレンジは大ヒットを連発し、2004年と2005年にリリースしたアルバムはミリオン認定もされています。
そうした全盛期の人気ぶりと比較すると、現在の姿をみて「オレンジレンジの現在は悲惨」「オワコン」といった感想を持つ人もいるのかもしれません。
しかし、2017年には日本武道館での公演を成功させていますし、有名どころの夏フェスにも招待を受けるなどの実績を加味して考えていくと、今でも高い動員力を持っていると考えられます。
全盛期に経済的な成功や全国的な知名度を獲得した経験に加えて、インディーズでの試行錯誤も一通り経験した今現在は自分たちがいいと思う音楽をやっているようなので、オレンジレンジはバンドとしては「オワコン」どころか充実期に入っているとさえ言えます。
噂の出た背景③「盗作疑惑」により消えたと思われた
画像出典元:うっちの日記
全盛期のオレンジレンジは輝かしい功績を次々とあげる一方で、代表曲「ロコローション」はキャメロ・キングの「ロコ・モーション」という曲のメロディーや歌詞の一部をパクったのではないかという疑惑が出るなど、彼らの作る楽曲には常に「盗作疑惑」というダーティーな噂がつきまとっていました。
もっともこの盗作問題については、メンバーのNAOTOが2003年に音楽雑誌『Bounce』のインタビューで
「オレたちの中の合言葉はパクろうぜ!です(笑)。まずはカヴァーするんですよ。で、ここをわかんないようにしようとか、ここ使ったらバレるだろ、とか話し合う(笑)」
と発言していることから、自分たちで認めているようなものですね(笑)
メンバー5人の現在の様子は?3人は結婚して子持ち!
画像出典元:NewSee
続いてメンバーそれぞれの現在の様子を見ていくことにします。結婚しているかどうかや、バンド以外のソロワークも調査してみます!
YAMATO(高音域ボーカル担当)の現在
・本名:我如古 大和(がねこ やまと)
・生年月日:1984年1月14日(36歳)
・学歴:沖縄県立中部商業高等学校卒業
タレント・マギーとの熱愛発覚
画像出典元:アノ人の現在
YAMATOさんはタレント・マギーさんと間に熱愛が報道されています。
オレンジレンジが出演した音楽フェスに、マギーさんもゲストとして出演したことから知り合い、共通の友人を介して食事をしたのをきっかけに、交際に発展したようです。報道された時は、すでに2年ほど交際していたと言われています。
沖縄と東京を行ったり来たりしながら付き合っていたようですが、この交際は破局したようです。
実はマギーさんは「Hi-STANDARD(ハイスタンダード)」の横山健さんとの不倫交際を週刊誌で報じられており、「YAMATOさんは二股をかけられていたのでは?」とも噂されています。
マギーさんもきれいな顔をして、なかなかえげつないことしてますね~。
モンパチとバンド結成、ボーカルを務める
画像出典元:NEENEE Official Website
2014年には、ロッキン・エレクトロニック・ダンス・バンド「NEENEE(ニーニー)」を結成しています。
構成メンバーはMONGOL800のTAKASHI(写真左・ギター担当)、RYUKYUDISKOのTETSUSHI(写真中央右・DJ担当)と同バンドのSEIJI(写真右・ベース担当)という沖縄ゆかりのバンド3組で構成されていて、現在まで2枚のアルバムを発売しています。
HIROKI(中音域ボーカル担当)の現在
画像出典元:ORANGE RANGE OFFICIAL WEBSITE
・本名:外間 弘樹(ほかま ひろき)
・生年月日:1983年6月29日(36歳)
・学歴:沖縄県立北谷高等学校卒業
2010年に一般女性と結婚、絵本の出版も
画像出典元:Amazon
HIROKIさんは2010年に一般女性と結婚しています。そして2012年には第1子が誕生したようです。
また、漫画を描くことが好きだったHIROKIさんは、その趣味を生かして本名の「ほかまひろき」名義で絵本「ぐるぐるハッピー 」を2013年に出版しました。
Amazonの評価を見ると星5つが100%で、「子供も大人も楽しめる」「読んでて幸せになれる」と高評価の声がたくさん寄せられていました。
その声にこたえる形で、2015年3月20日には、HIROKIさんの絵本第二弾「いいなぁ」が出版されています。こちらもファンシーな雰囲気の表紙が特徴的な作品です。
RYO(低音域ボーカル担当)の現在
画像出典元:音楽ナタリー
・本名:宮森涼(みやもり りょう)
・生年月日:1985年10月1日(34歳)
・学歴:沖縄県立北谷高等学校卒業
・備考:YOHの実弟
一般女性と結婚、ソロでは音楽や俳優活動も
RYOさんは、ソロ活動を2014年から開始して、8月27日デジタル配信されたシングル「Tim Don!-Don! feat. DJ KEIN」をリリースしています。
ソロ活動の際は、「RYO from ORANGE RANGE」で活動しており、現在まで3つの配信限定シングルと一枚のアルバムをリリースしています。
舞台と映画に俳優として出演したこともあり、人気恋愛ゲームの舞台作品「薄桜鬼 新選組炎舞録」の天霧九寿役や、映画「天の茶助」根岸一輝役として出演経験もあるようです。
現在一般女性と結婚しており、ほとんど情報は明かされていないようですが女の子のお子さんがいるようです。
NAOTO(ギター担当)の現在
画像出典元:音楽ナタリー
・本名:廣山 直人(ひろやま なおと)
・生年月日:1983年5月8日
・担当:ギター/プログラミング/コーラス/ヴォコーダー/シンセサイザー/パーカッション/ベース、ドラム/バンド内のほとんどの楽曲の作曲/編曲
・学歴:沖縄県立北谷高等学校卒業
2007年からソロプロジェクト開始、プロデュース業も
NAOTOさんは、2007年5月から「delofamilia」というソロプロジェクトの活動を始めています。また、2012年頃からは他のアーティストに楽曲を提供したり、プロデュースも手がけるなど、多彩な才能を発揮されています。
NAOTOさんは、現在のところまだ結婚はされていないようです。
YOH(ベース担当)の現在
画像出典元:音楽ナタリー
・本名:宮森 洋(みやもり よう)
・生年月日:1983年12月11日
・学歴:沖縄県立北谷高等学校卒業
・備考:RYOの実兄
2007年に一般女性と結婚、2019年には沖縄県知事とトークライブ開催
YOHさんはRYOさんの実のお兄さんであり、2007年6月に一般女性と結婚されているようです。
直近では、2019年7月のフジロックフェスティバル内のアトミック・カフェにて、普天間基地移設問題のアピールのため出演した玉城デニー沖縄県知事らと、トークライブを行っています。
元メンバー・KATCHAN(ドラム担当)の現在
・本名:北尾 一人(きたお かずひと)
・生年月日:1983年6月19日
・在籍期間:結成から2005年7月31日まで
2005年7月に「音楽性の違い」を理由にオレンジレンジ脱退
KATCHANさんは、2005年6月に腱鞘炎で活動休止後、翌月に「音楽性の違い」を理由にオレンジレンジを脱退しています。バンドの規模が大きくなるにつれて自分のやりたいこととの間にギャップが生まれたんでしょうか。
しかし、ロックバンドの脱退理由・解散理由で「音楽性の違い」を説明する人多すぎませんかね?(笑)
ギャラの配分で揉めたとか、メンバー同士で女の取り合いしたとかそういう話をたまには聞きたいですね~。
2007年にバンド結成も2015年末に「家庭の事情」を理由に音楽活動休止
沢山のコメントありがとう(^o^)
年末から家庭の事情で活動ができない状況になりました。
報告が遅くなりごめんなさい。
みんな体に気をつけてね。
毎年誕生日覚えてくれてて、祝ってもらえてみんな大好きだよ!
いつも本当にありがとう(^-^)— KATCHAN (@KATCHAN_0619) June 19, 2016
脱退して2年後の2007年にバンド・KCB (KICK CHOP BUSTERS)を結成、ボーカル、アコースティック・ギターを担当します。しかし、2015年末に「家庭の事情」を理由に音楽活動休止することをTwitter上で発表します。
現在は自身の公式HP上で、オレンジレンジへのメッセージソングを収録した初のミニアルバム「Thank you」を通信販売しています。
世間の声
スペシャで今現在のオレンジレンジのライブ映像流れてるけど一周回ってメチャクチャかっこいいな………意外と誰も逮捕されてないし…………
— ヤの者 (@r__ka) May 25, 2019
オレンジレンジは今のところ今日のライブで1番かも。めっちゃたのしかった〜!メンバーみんな変わらないかっこよさ!✨小学校の時流行って皆聞いてた。周りも超盛り上がってたから今の20代〜アラサー世代みんな大好きだよね😭1番でかい箱を満員にできるのすごい。最近の曲と新曲も良かったー!
— ぴいのすけ (@pitomiiinnn) December 29, 2019
結局、フェスみたいな場所で楽しむ音楽ってオレンジレンジみたいなのが最適なのかもしれん。またロッキンとかで観てみたい
— の (@no26151321) May 30, 2020
オレンジレンジについて世間ではどのように感じているのか調べてみると、アラサーの方だと「当時の思い出がよみがえってくるし、今でもよく聞いている」という声が多かったです。音楽フェスでオレンジレンジのパフォーマンスを久しぶりに見た人たちを調べると「また観てみたくなった」という高評価の声が見受けられました。
地上波の音楽番組に出演しなくなっても、いまだに彼らの音楽を熱望している方がいて、ずっとその存在は生き続けているんですね!
まとめ
今回はオレンジレンジの2020年現在の噂を調査し、メンバーのプライベートやバンド外の活動についても確かめてきました。
今回の調査をまとめると、
◆2020年現在、全国ツアーを開催して新アルバムをリリースするなど精力的に活動継続中
◆『現在が悲惨』『解散した』という噂が出た背景としては、「メジャーレーベルからの独立を契約解除と思われた」「売り上げや活動が小規模化したように見受けられる」「盗作疑惑問題」の3つの理由が考えられる
◆メンバーは5人中3人が結婚していて、全員ソロ活動が充実している
◆現在もフェス出演をきっかけに新規のファンを取り込んでいる
ということが言えるのではないでしょうか。
これで今日の芸能人調査室は終わりです。
他の芸能人の調査結果も楽しくご覧になってください、ありがとうございました(^.^)/